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皮膚は人体最大の臓器

皮膚は平均で1.6㎡と約畳1帖分もある人体最大の臓器です。これが人体を多い外界から保護しています。皮膚は一見1枚の皮のように見えますが実際にはたくさんの小さな細胞組織が重なりあってできています。イメージするなら魚のウロコに近いかもしれません。

表皮・真皮・皮下組織の3層構造

皮膚は表皮部分より①表皮、②真皮、③皮下組織という3層構造を成しています。表皮は最前線で外界から体を守っています。表皮自体も何層からの細胞組織の層になっていて城壁の石垣のようです。奥の方では絶えず細胞分裂を繰り返し表面に行くに従ってボロボロになっていき最後は体表から垢となって剥がれ落ちていきます。表皮の最上層には角質がありバリヤ機能を持っています。これが物質を通さないようにできていて体を守っています。真皮は表皮のしたにあり表皮と比べると厚みがあります。ここではコラーゲン線維の網目状組織がゴムのように弾力をもっていて伸びたり引っ張ったりという物理的刺激に耐えられるようになっています。真皮は細胞ではなく線維なので細胞分裂で生まれ変わることはありません。真皮の奥には皮下組織があります。主にコレステロールなど脂肪からなる柔らかい組織です。これが骨や筋肉への圧力を緩和させ保護しています。

人体をよく「あんぱん」に例えられます。外側の堅い部分が表皮、その直下が真皮。白いふわふわのパン部分が皮下組織。あんこが内蔵、筋肉など重要な部分と想像してください。