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表皮の一生

表皮は表面部分から「角質層」「顆粒層かりゅうそう」「有棘層ゆうきょくそう」「基底層」となっておりその下は「真皮」部分となっています。表皮は表皮細胞(角化細胞、ケラチノサイト)が密に積み重なって、これが体を守るための鎧を作っています。表皮細胞は一番深い部分で生まれ細胞分裂を繰り返しながら絶えず生まれ変わっています。最後はボロボロになって剥がれ落ちるのですが、これが角質(あか)です。①細胞分裂で約19日、②顆粒層までで約14日、③角質内で約14日という一生を送ります。

表皮のサイクル

ステージ1)基底層

表皮の最も深い部分にある層で縦長の規定細胞が1層に並んでいます。約19日間かけて細胞分裂し新しい細胞が生まれます。

ステージ2)有棘層

基底層から大型の多角形の細胞になって押し上げられます。5~10層並んで有棘層を構成します。細胞同士の接合部分が顕微鏡で見ると棘(とげ)のように見えるため有棘層と呼ばれています。

ステージ)顆粒層

角質層近くまで押上げられると細胞内にタンパク質の顆粒(ケラチアリン顆粒)や線維が増加。僧坊は硬く扁平になってきます。2〜3層と薄い層で構成され肌の潤い成分の元となるものが細胞内に蓄えられます。

ステージ4)角質層

細胞がいよいよ死んで角質細胞となります。セラミドなど細胞間脂質が細胞の外へ放出されます。角質層は10~20層の扁平な細胞が枯れ葉のように積み重なっています。最後は垢となって剥がれ落ちます。